東大文系志望者の多くが一度は直面するのが、「文一・文二・文三、どれを選べばいいのか?」という悩みです。東大の文系はどの科類に入っても1・2年生は教養学部で過ごし、3年生から進学振り分け制度(進振り)によって実際の学部に進む仕組み。しかし、実際には最初に選ぶ「科類」が将来を大きく左右することもあります。
この記事では、文一・文二・文三の違いを明確に整理したうえで、「何を基準に決めるべきか?」をわかりやすく解説します。科類選びで迷っている方、親御さんにも参考になる内容をまとめました。
文一・文二・文三の違いとは?
まず、各科類がどんな進路と関係しているかを押さえておきましょう。
文一
進学先:主に法学部
将来の進路:国家公務員(特にキャリア官僚)、弁護士、裁判官、検察官、政治家など
文一は、いわば「東大法学部への王道」。かつてのエリート中のエリートコースであり、今も官僚を目指す受験生に人気があります。論理的思考や社会の仕組みに興味がある人に向いています。
文二
進学先:主に経済学部
将来の進路:民間企業、金融機関、商社、コンサルティング、起業など
ビジネスや経済の分野に強く興味がある人に人気の科類です。卒業後は大手企業や外資系に進む人も多く、いわば「実践的エリート」の道です。数学を武器に経済学を学びたい人には特におすすめ。
文三
進学先:文学部、教育学部、教養学部など幅広い
将来の進路:研究者、教員、マスコミ、出版、心理系、NPOなど多様
進振りの自由度が高く、文系のさまざまな分野に進めるのが魅力。入学後に自分の関心を深めながら進路を決めたい人にぴったりです。人文・社会系に広く興味がある人に向いています。
迷ったときは何を基準にする?
では、「自分にはどの科類が合っているのか?」を判断するための視点を紹介します。
1. 将来の進路から逆算する
もっとも基本的かつ確実なのが、「自分がどんな仕事をしたいか」から逆算する方法です。
- 法律・政治・社会制度を通じて社会に関わりたい → 文一
- 経済やビジネスで実践的に活躍したい → 文二
- 文学や人間理解を深めたい、将来の選択肢を広く持ちたい → 文三
ただし、高校生の段階で明確な職業観を持っている人は少数派なので、「なんとなく惹かれる」レベルでも十分な判断材料になります。
2. 進学後の柔軟性を重視する
東大の特徴である「進学振り分け制度」をどう活かすかも重要なポイントです。
- 文三は進振りで選べる学部が広く、教養学部や教育学部、文学部、さらには法・経済・農学部なども視野に入ります。
- 文一・文二は、基本的には法・経済学部への進学を目指す設計になっており、それ以外の学部には相応の成績が必要です。
「大学に入ってから本当にやりたいことを見つけたい」というタイプの人にとっては、文三の柔軟性は大きな魅力です。
「どこに受かるか」も現実的な判断基準
理想だけでなく、「現実的にどこを受けたら合格しやすいか」という視点も大切です。
- 文一は例年もっとも偏差値が高く、最難関です。
- 文二はやや文一より易しい傾向にあります。
- 文三は文一・文二より偏差値的には少し下がります。
とはいえ、年度によって、合格最低点が逆転する年もあります。模試の成績や得意不得意を踏まえて、「合格の可能性を最大化する選択」も立派な戦略です。
まとめ:大切なのは「自分の軸」を持つこと
文一・文二・文三、どれを選んでも、東大には進振りという制度があり、完全に将来が固定されるわけではありません。とはいえ、最初に選ぶ科類は「どう自分を表現するか」の最初の一歩でもあります。
- 将来像が明確なら、それに合った科類を選ぶ
- まだ決まっていないなら、自由度の高い選択肢を選ぶ
どの選択にも意味があり、正解は一つではありません。大事なのは、「自分が納得して選んだ」と思える選択をすることです。
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