東京大学合格と聞くと、多くの方は「中高一貫校」「進学校」「塾や予備校に通い詰め」といったイメージを持つかもしれません。しかし、私の息子は地方の公立高校出身で、周囲に東大を目指す仲間もいない環境でした。それでも現役で合格をつかみ取ることができました。
この記事では、なぜ息子が東大合格を実現できたのか、その理由を5つのポイントに整理してお伝えします。東大を目指す受験生やそのご家庭にとって、少しでも参考になれば幸いです。
1. 高校1年からの早い受験勉強スタート
東大合格の一番の理由は、やはり早い段階から受験を意識した勉強を始めたことです。
息子は高校1年生のときから大学受験を見据えた勉強を始めていました。
中高一貫校の生徒は、授業進度が早く、すでに受験レベルに近い勉強をしています。それに比べ、地方公立高校では授業の進度が標準的で、東大受験を意識したカリキュラムにはなっていません。そのため、高校1年からのスタートでも「追いかける立場」となります。
しかし、逆に言えば、高校1年から本気で勉強を始めれば、十分に追いつける時間があるのです。実際、息子も最初は差を感じていましたが、地道な努力の積み重ねで、模試でも東大志望者の中で戦えるレベルに成長していきました。
2. まずは英語と数学から|受験の基礎を固める
高校1年~2年の勉強で特に重視したのが、英語と数学です。
- 英語
どの大学を受験するにしても必須の科目です。特に東大入試では英語の記述量が多く、リーディング・ライティング・リスニングすべてにバランスが求められます。高校1年から毎日英語に触れる習慣をつけることで、入試直前期の伸びも大きく変わります。 - 数学
理系志望にとっては生命線となる科目です。高校1年の段階では「基礎固め」が最優先です。公式を覚えるだけでなく、典型問題を確実に解けるように反復練習を積み重ねておくことが重要です。
この段階で基礎を徹底しておけば、後に志望校別の過去問対策に入ったとき、効率が格段に上がります。逆に、基礎があやふやだと、応用問題に手が出せず、伸び悩む原因になります。
息子も高1・高2の時期は「派手な勉強」ではなく、地味に基礎を固めることに徹していました。
3. 内職の実施|限られた時間を最大限に活用
ここからは少し裏話です。
息子の高校は、東大志望者が他にいないような環境でした。授業内容も、東大入試に直結する内容ではありません。そのため、授業だけに頼っていては到底間に合わないのです。
そこで息子が工夫したのが「内職」でした。
もちろん、授業をまったく無視するわけではありません。しかし、内容が基礎的すぎる科目や復習的な授業では、こっそり自分の受験勉強を進めていました。
具体的には、数学の大問1問を小さな紙にコピーして、授業中に解く練習をしていました。周囲に目立たないように取り組む工夫をしつつ、授業の時間も「東大対策の時間」に変えていたのです。
トップ進学校であれば授業が東大受験レベルに直結しているため、そのまま授業を受けていれば十分でしょう。しかし、そうでない環境の受験生にとっては、授業中の工夫が合否を分けるといっても過言ではありません。
4. 合格を信じる強い気持ち
勉強法や戦略も大切ですが、最後に合否を分けるのは「気持ち」だと実感しています。
息子は高校2年の夏に東大志望を決めました。それ以来、一度も気持ちが揺らぐことはありませんでした。模試の判定が悪いときでも、「なぜできなかったのか」を冷静に分析し、勉強法を修正して次につなげていました。
また、「滑り止めは受けない」「もし落ちたら浪人する」という覚悟も持っていました。この強い決意があったからこそ、途中で諦めることなく最後まで走り抜けられたのだと思います。
「自分は必ず合格できる」と信じて努力し続けること。これは東大合格に必要不可欠な条件だと感じます。
5. 学校の成績にとらわれない
最後に、意外と多くの受験生や保護者が気にしてしまうのが学校内の成績や順位です。
しかし、東大受験においては、一般入試であれば高校の成績は関係ありません。推薦や総合型選抜を狙わない限り、大事なのは東大入試で合格点を取れるかどうかだけです。
そのため、校内順位を上げることにこだわる必要はありません。特に、定期試験対策がそのまま受験勉強につながらない高校であれば、定期試験に時間を割くより、東大入試対策を優先すべきです。
息子も「校内の順位より、東大で合格点を取れるかどうか」を基準に勉強を進めていました。定期試験対策はしていないので、高校の成績はよくありません。科目によっては平均点以下のものもあります。その割り切りが、限られた時間を有効に使う大きな要因になったと感じます。
まとめ|東大合格に必要なのは環境ではなく戦略
ここまで、息子が東大に合格できた理由を5つ紹介してきました。
- 高校1年から受験勉強をスタート
- 英語と数学で基礎を固める
- 授業中も工夫して受験勉強(内職)
- 合格を信じて努力し続ける強い気持ち
- 学校の成績よりも東大入試の合格点を重視
進学校や特別な環境がなくても、正しい戦略と強い意志を持って勉強を続ければ、東大合格は決して不可能ではありません。
この記事を読んでくださった受験生や保護者の方が、少しでも前向きな気持ちになり、志望校合格への一歩を踏み出せることを願っています。
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