なぜ進学校で落ちこぼれるのか?東大合格者が語る「働き蜂の法則」の正体

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はじめに:「進学校に入ったのに、なぜか自分だけできない気がする」

中学ではトップ層だった。だから難関進学校に入った。
周りは東大志望ばかり。なのに、模試の判定はEやD。授業の内容もわからないことが増えてきた。
――「自分って、もしかして落ちこぼれてる?」

進学校に通う人なら、一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
実はそれ、あなたの能力が劣っているわけではありません
その理由は、「働き蜂の法則」という自然界の構造にヒントがあります。

この記事では、東大に現役合格した息子の体験をもとに、進学校で「落ちこぼれ」が生まれる仕組みと、そこから抜け出すための考え方を解説します。


働き蜂の法則とは?【集団の構造は自然に偏る】

「働き蜂の法則」とは、生物学で観察された次のような現象です。

  • 働き蜂の集団では、2割が非常によく働き、6割は普通、2割はほとんど働かない
  • この“よく働く2割”だけを集めて新しい集団を作っても、また同じように2:6:2に分かれる

つまり、どんなに優秀な集団でも、自然と「よく働く層・普通の層・あまり働かない層」が生まれるということです。


進学校に当てはめるとどうなるか?

進学校とは、もともと中学時代に上位層だった生徒が集まる場所です。
でも、そこに入った瞬間、「上位2割・中間6割・下位2割」という構造が再び生まれます。

▶ 進学校あるある

  • 入学時は意識が高いが、徐々にモチベーションを失う人が出てくる
  • 一部の生徒だけが、模試で全国1桁を取る
  • 授業や課題についていけなくなる人が出始める

この「落ちこぼれ」が発生するのは、自然な現象なのです。あなたのせいではありません。


なぜ“落ちこぼれ”に見えるのか?【授業・環境のせいかもしれない】

進学校の授業や進度は、上位2割の生徒に最適化されていることが多いです。

  • 授業が「わかる人」前提で進む
  • 教材がいきなりハイレベル(例:青チャートからスタート)
  • 自習重視の校風で、「できない人」へのケアが少ない

その結果、中間層や下位層の生徒は、「自分だけできない」と感じ、精神的に追い詰められることになります。


息子は“上位2割”に入っていた──その理由

息子は進学校に入ってからも一貫して上位2割に入る側にいました。
ですが、それは決して「才能」や「地頭」だけで決まったわけではありません。
以下のような意識と行動が、上位を維持できた理由だと思っています。


上位2割に“なる”ための考え方

上位2割は「才能」だけで決まるのではありません。
実際に息子がそこに入り込むためにやったのは、以下のようなシンプルなことでした。

 勉強はルーティーンにしていた

・高1から「朝学習・放課後自習・夜復習」の型を固定化

・迷わないことで勉強の質と量を安定させた

→学校の勉強だけに依存せず、自分のリズムで着実に進めることができました。

「授業で理解しよう」と思っていなかった

・授業は「復習の補強」だと割り切る

・予習で先に理解を深め、授業中は要点チェックだけ

→周囲の多くが「授業を聞いてわからない」と悩む中、私は授業を“確認作業”に変えることで主導権を取っていたのです。

 模試は“順位”より“分析”が本番

・自己採点と復習を必ず翌日までにやる

・「自分はなぜ間違えたか」「なぜその選択肢を選んだか」を毎回記録

→模試は結果よりも、「自分の弱点がどこにあるかを知る機会」という視点で活用していました。


進学校で生き残るには、「上位2割の側」に回る覚悟が必要

進学校に入って安心していると、あっという間に中間~下位層に埋もれてしまいます。
私が見てきた限り、「もともと頭が良かった人」が落ちこぼれていくケースも少なくありませんでした。

一方で、意識して行動を変えた人が、上位2割層に上がっていく場面も何度も見ました

大切なのは、「自然と上位2割に入る」ことではなく、意図的に上位2割の側に“立ち続ける”行動を取ることです。


まとめ:才能ではなく「構造を知り、選ぶ行動」で勝負が決まる

【要点まとめ】

  • 進学校でも必ず「できる層・普通の層・落ちこぼれる層」が生まれる(働き蜂の法則)
  • 自分が落ちこぼれに感じるのは、構造的なものが大きい
  • 上位2割に入り続けるには、才能より戦略・習慣・意識の持ち方

「自分は進学校の中では凡人だから…」とあきらめる必要はありません。
構造を知れば、立ち位置を変えることはできます。


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