東大A判定でも油断は禁物。落ちること、あります
東大受験生の多くが目指す「模試A判定」──。
これは「合格可能性80%以上」とされ、多くの受験生にとって希望の光となります。
しかし現実には、A判定を取っていたのに不合格という事例は少なくありません。むしろ、A判定だったがゆえに油断が生じてしまい、受験本番で実力を発揮できずに涙を飲むケースも。
本記事では、実際に東大A判定をとっていたのに不合格となった受験生のケースをもとに、なぜ落ちたのか、何が足りなかったのかを深掘りします。そして最後には、今A判定をとっているあなたが「不合格の道」を回避するために必要な視点と対策をお伝えします。
【よくある誤解】A判定=合格、ではない
模試の判定は、あくまでその時点での「合格可能性」を示したもの。以下の点をまず押さえておきましょう。
- 母集団が本番と違う:東大模試の受験者は限られています。東大志望者の中でも、「模試を受けない層」「直前に急激に伸びる層」なども多く、本番では思わぬライバルが現れます。
- 配点が違う:特に東大入試では、2次試験重視のため、模試で安定していても、本番の論述で失点すると一気に順位が落ちます。
- 判定は過去のデータに基づく:模試成績表は過去の合格者とあなたを比較して出されます。本番での”一瞬の差”までは読めません。
【事例紹介】東大A判定でも不合格になった受験生の特徴
実際にA判定を出していたにも関わらず不合格となった複数の受験生に共通していた点を見ていきましょう。
1. 安心してしまい、二次対策が甘くなる
A判定を取った直後に気が緩み、ルーティンだった勉強を「ちょっと休もう」とストップしてしまった人。特に2次試験の論述力は短期間で落ちやすく、直前の演習不足が致命傷になります。
「A判定だし、今のままで大丈夫」──これは最も危険な思考。
2. 共通テストで思わぬ失敗
二次重視の東大といえども、共通テストで足を引っ張られると、二次の得点次第で逆転される可能性があります。A判定が出ていた人は、共通テスト対策を甘く見てしまいがち。
「本番でリスニングが難化してパニックに…」という声も。
3. 得意科目で落とす「まさかの失点」
模試では安定して高得点を取れていた科目で、本番に限って失敗。たとえば、数学で計算ミスが続出、英作文で時間が足りなくなるなど。
A判定の人は「苦手を潰す」方向に注力しがちですが、得意科目を本番で維持できる練習も必要です。
【本番の罠】試験当日のコンディションを侮ってはいけない
試験当日は、模試とまったく違う空気です。
- 試験開始時刻が遅く、集中のリズムが崩れる
- 周囲の緊張感、筆記音、咳払いが気になる
- 前日に眠れなかった
- 消化に悪い昼食で午後に眠気が…
A判定の人は「本番に強いはず」と思い込みがちですが、むしろ本番を想定したメンタルと体調のリハーサルが抜けがちです。
【あなたは大丈夫?】A判定でも落ちる人の5つの共通点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 油断 | 「あと少し」で気を抜く |
| 直前期に手を広げすぎる | 新しい参考書や問題集に手を出しすぎて復習が疎か |
| 二次試験の本番力を軽視 | 過去問演習を繰り返すだけで、答案を誰にも見せない |
| 自己採点が甘い | 「たぶんこの記述はいけてる」と自己評価が高め |
| 模試判定に依存 | 合格できるかどうかを模試結果だけで判断 |
【結論】A判定で落ちないために、今やるべきこと
1. 「A判定は合格ではない」と心に刻む
A判定は、可能性が高いというだけ。不合格になる20%の側になることは、決して珍しくありません。
2. 本番の再現をしておく
- 朝型に切り替える
- 教室環境に近い場所で過去問演習
- プレッシャー下での練習をあえて行う(模試、模擬試験会など)
3. 信頼できる人に答案を見てもらう
自分では気づけない癖、失点ポイントは、第三者の目で初めて見えることが多いです。学校や塾の先生、チューター、あるいは東大合格者などのフィードバックを受けましょう。
4. 過去問は「採点基準を意識」して解く
東大の記述問題は、論理性・独自性・表現力が重視されます。
「書いた内容が正しいか」ではなく、「採点者がどう評価するか」を考えて解く視点を持つこと。
まとめ:A判定は通過点。東大合格の本質は「本番力」
A判定をとれたことは素晴らしい成果です。しかし、それは「合格する力を持っている」状態であり、合格そのものではありません。
本番で実力を発揮するために、最後まで気を抜かず、環境・体調・精神面すべてを整えて挑んでください。
東大受験は、「最後の3日で決まる」と言われるほど、直前の過ごし方が結果を左右します。
どうかこのブログを読んだあなたが、「A判定だったのに落ちた…」という悲劇の側にならないよう、今日からの1日1日を大切に。
東大の合格率を上げるためにできる事↓↓↓






