こんにちは。当ブログでは、地方公立高校に通っていた息子が、現役で東京大学合格を果たすまでの過程を記録しています。今回は、息子が受験した河合塾・東大入試オープン模試(夏)の成績を、公開いたします。
リアルな点数・偏差値・順位に基づいた詳細な考察を通じて、同じく東大を目指すご家庭の参考になればと思います。
東大入試オープン模試とは?
まず初めに、「東大入試オープン」とは、河合塾が主催する東大模試のひとつで、全国の東大志望者が受ける最重要模試のひとつです。
本番に近い形式で行われ、問題の質も東大入試に非常に近く、B判定以上を取れば東大合格が現実的に見えてくるとされています。
特に理系では数学・理科の比重が大きく、得点配分・問題の傾向ともに本番さながらの内容となっています。
息子の成績を公開します
- 理系受験者数:6,718人中、1,772位(偏差値56.1)
- 理科一類志望者:4,632人中、1,232位
- 総合評価:B判定
| 科目 | 得点 | 偏差値 |
|---|---|---|
| 英語 | 52/120点 | 51.3 |
| 数学 | 44/120点 | 52.4 |
| 国語 | 45/80点 | 65.9 |
| 物理 | 26/60点 | 54.1 |
| 化学 | 19/60点 | 55.8 |
| 総合(440点満点) | 186点 | 56.1 |

科目別の詳細考察
英語:52点/120点(偏差値51.3)
英語は平均レベル。
リスニングを含めた読解のスピードや正確さが課題として浮き彫りになりました。
東大英語は「設問に対する論理的思考力」が問われるため、単に英単語や文法を覚えるだけでは太刀打ちできません。
息子の場合、「自由英作文」や「要約問題」でやや苦戦していたようで、構文の正確な理解と、論理展開の訓練が課題となりました。
→ 対策:模試後からは構文解釈の強化と添削型の英作文練習を本格化。
「書く」ことで力が伸びた実感があり、本番では英語が足を引っ張ることはありませんでした。
数学:44点/120点(偏差値52.4)
数学も全体平均とほぼ同水準ですが、理系でこの得点はやや厳しい印象です。
解けた問題はしっかり部分点を取れていたものの、「完答」できた問題がほとんどなかったのが響きました。
また、問題文の条件を正確に読み取る力や、誘導に乗る力がもう一歩。
過去問演習と記述添削の反復が重要だと感じました。
→ 対策:過去問演習と並行して、「完答」にこだわる練習を徹底。
東大は途中点もありますが、完答の積み重ねが合格ラインを引き上げると実感しました。
国語:45点/80点(偏差値65.9)
今回の最大の得点源でした。
現代文でしっかり得点できたのは、論理的な読解力が安定してきた証拠です。
古文・漢文も基本的な文法事項をしっかり押さえており、模試ではリードできた形となりました。
→ 対策:過去問の読み込みと記述の練習で、「要点を簡潔に書く力」を磨きました。
理系にとって国語は軽視されがちですが、得点源にできると大きな武器になります。
物理:26点/60点(偏差値54.1)
物理は可もなく不可もなく。
力学や電磁気の基礎はある程度固まっているものの、記述での説明力がやや弱い印象です。
また、「見た瞬間に使う公式が浮かぶかどうか」という計算処理スピードも、課題となりました。
計算練習だけでなく、理論の意味理解と文章表現力の強化が必要ということに気付きました。
化学:19点/60点(偏差値55.8)
化学は、有機化学でつまずいたとのこと。
問題の読み違いや構造式のミスなど、基礎事項の取りこぼしが点数に響いています。
特に、構造決定や反応機構の理解が甘いため、図式化や暗記に頼らず、仕組みから理解する学習にシフトする必要があることがわかりました。
→ 対策:「なぜその反応が起こるのか?」という原理的理解を重視し、教科書ベースで一度立ち返る学習を実施。物理・化学の得点力は大きく改善しました。
判定は「B」合格の可能性は?
今回の東大オープンでは理科一類志望でB判定(偏差値56.1)。
この模試でB判定を取れているというのは、東大合格に向けて十分戦える位置にいるということです。しかし油断できないラインでもあります。
183点以上がB判定になっていますので、息子の得点186点はC判定に近いギリギリのB判定ということになります。
B判定→A判定とステップアップするには、あと20〜30点の底上げが必要という結果でしたし、本人はむしろ、「ここからどれだけ伸ばせるかが勝負」という危機感を持ちました。
模試後には、以下のような対策を講じました:
- 苦手科目(化学・数学)の弱点分析と克服計画
- 記述添削を中心としたアウトプット重視の学習
- 毎週、過去問を1年分解いて自己採点→改善
この反復が、最終的に本番での安定した得点につながりました。
まとめ 模試の成績は「今の自分の位置」
「B判定」と聞くと、すぐに合格が見える位置に思われるかもしれませんが、東大はそんなに甘くありません。A判定でも落ちる人がいて、C判定から合格する人もいるのが東大入試です。
東大模試の結果に一喜一憂する気持ちはよくわかります。
ですが、模試は「現在地を知るツール」であって、合否を決めるものではありません。
重要なのは、「模試をどう活用し、どう修正していくか」。
そして、模試の結果を冷静に受け止め、「自分には何が足りないのか?」を自問し続けることだと思います。
東大を目指しているすべての受験生とそのご家庭が、模試の結果を前向きな材料として活かせますように。
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