子どもは、学びが大好きだったはず
絵本の読み聞かせの時間を、思い出してみてください。
幼稚園や保育園で、先生が絵本を読み始めると、子どもたちは目をキラキラさせながら、ぐっと引き込まれます。「次どうなるの?」と、わくわくした表情で物語の世界に入り込み、時には大笑いしたり、登場人物にツッコミを入れたり。子どもたちは、本当に絵本が大好きです。
これは、彼らが「学ぶことが楽しい」と、体で感じている証です。
読み聞かせというのは、ただの遊びではありません。言葉を覚えたり、物語の構造を理解したり、感情を想像したりと、実は多くの知的活動が行われているのです。つまり、子どもは本来、学びの天才なんです。
でも、小学校に入ると…
そんな子どもたちが小学校に上がったとき、同じように授業にわくわくしながら臨めているでしょうか?
残念ながら、多くの子どもたちは、学年が上がるごとに「勉強ってつまらない」「授業が退屈」と感じるようになります。では、なぜそうなってしまうのでしょうか。
その答えは、とてもシンプルです。
「おもしろくないから」です。
もちろん、算数も国語も理科も英語も、本来はとても面白い分野です。人間のこと、自然のこと、考えること、言葉を知ること、すべてが発見に満ちています。でも、それを「どう教えるか」「どんなふうに伝えるか」で、子どもたちの感じ方は大きく変わってしまうのです。
例えば、ただ板書を写すだけ、テストのための暗記だけ、意味もわからずに問題を解かされるような授業では、どんなに素晴らしい内容でも、子どもにとっては「つまらないもの」になってしまいます。
「学びは楽しい」と思えることが、勉強好きの第一歩
子どもが勉強を「楽しい」と思えるかどうか。それは、長い学習人生において決定的な意味を持ちます。
実際、大人になっても学びを楽しんでいる人はたくさんいます。読書が趣味だったり、新しい知識を得ることに喜びを感じたり、仕事のスキルアップに熱中していたり……。彼らは「学ぶこと=苦しいこと」とは思っていません。むしろ、勉強が息抜きになるという人もいます。
その違いは、子ども時代に「学ぶって面白い」と思えたかどうかに、大きく関係しているのです。
学校の先生には限界がある。だから、家庭と民間の教育の出番
もちろん、学校の先生も一生懸命に授業をしてくれています。けれど、40人近い子どもたちを一度に教えるという構造上、どうしても個別の「興味」や「理解度」に合わせた授業は難しくなります。そして、ワクワクするような工夫を凝らすにも、時間や制度的な限界があります。
ですから、「学校任せ」ではなく、家庭での働きかけや、塾・家庭教師・習い事などの民間教育が重要な役割を果たしてくるのです。
たとえば、子どもの興味を引き出すような教材を使った家庭学習。個別指導で「できた!」という感動を積み重ねていく塾。英語やプログラミング、実験教室など、遊びのように学べる習い事――そういった環境は、子どもの中に眠る「学びたい」という本能に火をつけてくれます。
家庭や親が、勉強に対して「楽しいものだよ」という姿勢を示すことも、とても大切です。親が前向きに勉強に関わることで、子どもは自然と「学び」に対するポジティブなイメージを持つようになります。
子どもは、誰だって可能性のかたまり
私たち大人にできることは、子どもが持つその本来の力を信じて、伸ばす環境を用意すること。
誰もが、学びの天才として生まれてきます。でもその才能が花開くかどうかは、周囲の大人がどんなふうに関わるかにかかっているのです。
「どうせこの子は勉強が苦手だから」とあきらめるのではなく、「この子の強みは何か?」「どうしたら楽しく学べるか?」を一緒に考えていきましょう。
勉強が「苦痛」になる前に、「楽しい!」という体験を重ねておくこと。それが、将来にわたって学び続けられる人間を育てる、何よりの土台になるのです。
子どもは本来、みんな勉強の天才。
その事実を信じ、育てていくことが、私たち大人にできる最大のサポートなのです。
子どもを読書好きに育てる方法。↓↓↓


