「勉強しなきゃいけないのはわかってる。でも、どうしてもやる気が出ない。」
これは、多くの受験生が一度は経験する感覚です。特に、目標が大きければ大きいほど、やる気が出ない自分に焦りを感じて、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
今回の記事では、やる気が出ない時に自分をどうやって立て直すか、実際に東大に合格した息子の体験も交えながら、具体的な対処法をお伝えします。
1. 「やる気が出ない」の正体を知る
まず大切なのは、「やる気が出ないのは、あなたの意志が弱いからではない」ということです。やる気が出ないのは、脳の疲労、睡眠不足、ストレス、不安、自信のなさ、目標との距離感など、さまざまな原因があります。
息子も、模試の結果が悪かったときや、学校の課題と受験勉強の両立に悩んだとき、「今何やっても意味ない気がする」と言って机に向かえなかった時期がありました。
やる気が出ない=自分の心や体からのサイン。
まずは、その声に耳を傾けることから始めましょう。
2. 「やる気が出るのを待たない」戦略
やる気を待っていたら、永遠にこないかもしれません。
東大に合格した息子も、「やる気が出るから勉強するんじゃなくて、勉強し始めたらだんだんやる気が出てくる」と言っていました。
これは「作業興奮」と呼ばれる現象。人間の脳は、動き始めることでやる気スイッチが入るようにできています。
たとえばこんな方法があります。
- とにかく問題集を1問だけ開く
- 単語帳を5つだけ眺める
- 勉強机に座って、鉛筆を持つ
「0→1」にすることが一番エネルギーが必要です。だからこそ、「勉強を始める」ハードルを限界まで下げてください。
3. 勉強できない自分を責めないこと
やる気が出ない時に一番やってはいけないのが、「こんな自分はダメだ」と責めることです。
脳科学の観点でも、自己否定は脳の前頭前野(計画や実行機能を担う場所)を萎縮させ、さらにやる気を奪うことがわかっています。
東大合格者の多くに共通しているのは、「自己肯定感」が高いこと。自分を責める代わりに、こう考えてみてください。
- 「今日は勉強できなかった。でも、明日はやってみよう」
- 「一歩も進まなかったけど、止まらなかっただけでも偉い」
前向きな声かけを自分にしてあげることは、やる気を引き出す第一歩です。
4. 「やる気の出ない日」の過ごし方を決めておく
息子は、どうしても勉強が手につかない日は、以下のようなことだけをやると決めていました。
- 苦手な単元の整理だけする
- 模試の結果を眺めて、自分の課題を考える
- 東大のキャンパス動画を観て気持ちを高める
こうした行動は、直接的な「勉強」ではなくても、「勉強に戻る助走」になります。
5. 未来の自分に出会わせてあげる
息子がやる気を出したきっかけの一つは、「東大で学ぶ自分を具体的に想像できたこと」だと言っていました。
現役東大生のブログを読んだり、YouTubeで東大の研究紹介を見たりと、モチベーションを外から引き出す工夫をしていました。
やる気が出ない時は、「いまやる気が出ない自分」を動かすのではなく、「未来のワクワクしている自分」と出会わせてあげる方が、案外近道です。
6. 「誰かと話す」ことも立派な対処法
やる気が出ない時、親や先生に相談するのは恥ずかしい、と思う子もいるかもしれません。でも、それは本当に大きな誤解です。
息子も、たまに私に「なんか、やる気出ない」とぽつりとこぼしていました。
それだけで気持ちが軽くなることもあります。
やる気が出ないことを否定せず、「あるあるだよね」と共感してくれる人と話すことも、回復の第一歩です。
最後に:やる気が出ない時間も、受験勉強の一部です
東大合格までの道のりに、常に前向きで、やる気満々な人なんて、ほとんどいません。
やる気が出ない自分をどう扱うか。そこに、受験の本当の勝負どころがあると思います。
やる気が出ないからといって、あなたの価値が下がるわけではありません。
今日やる気が出なかったなら、また明日、1問だけ解いてみてください。
その一歩が、あなたの未来を変えるかもしれません。
集中力が続かない時の対処法とは。↓↓↓

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