共通テストで思うような結果が出なかったあなたへ
共通テストが終わり、自己採点をして愕然とした。
「こんなはずじゃなかった」「もう無理かもしれない」
そんな気持ちで、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
東大を本気で目指してきた人ほど、共通テストの失敗は心に深く刺さります。
努力してきた時間が長い分、自信を失い、心が折れかけてしまうのも無理はありません。
そして、誰もが悩みます。
- このまま東大に出願するべきか
- ここで諦めるべきか
- 無謀な挑戦にならないか
この記事では、共通テストで失敗した後に東大へ出願すべきかどうかを、冷静かつ現実的に考えていきます。
精神論だけではなく、配点構造・戦略・後悔しない選択という観点から整理します。
東大は「共通テストの比重が低い大学」である
まず、最も重要な事実を確認しましょう。
東大は、二次試験の配点が非常に高い大学です。
- 共通テスト:1000点満点 → 110点に換算
- 二次試験:440点
つまり、共通テストは「参考資料」に近い位置づけです。
極端に言えば、足切りさえ突破できれば、本番は二次試験で決まる大学なのです。
仮に、
共通テストがボーダーより 100点低かったとしても、
換算後の差は わずか11点。
二次試験で11点。
これは、英語の和訳1問、数学の途中点1〜2問分に過ぎません。
ここを冷静に捉えられるかどうかが、判断の分かれ目です。
「共通テストで失敗=東大不合格」ではない
共通テスト後、SNSや掲示板を見ると、
「〇点以下は終わり」「もう無理」
といった言葉が溢れています。
しかし、それは東大受験の本質を理解していない意見です。
東大合格者の中には、毎年必ず、
- 共通テストで失敗した人
- ボーダーを下回った人
- 自己採点で絶望した人
が含まれています。
なぜ合格できたのか。
答えは明確です。
二次試験で点を取れたからです。
巻き返せる人の特徴① 記述型試験が得意な人
共通テストは、
- スピード
- 処理力
- ミス耐性
が求められる試験です。
一方、東大二次試験は、
- 論理力
- 思考力
- 表現力
が問われます。
もともと、
- 記述模試の方が得点できていた
- マーク式が苦手
- じっくり考える問題が得意
というタイプの人は、共通テストの結果に引きずられる必要はありません。
むしろ、ここからが本番です。
巻き返せる人の特徴② 二次試験重視で勉強してきた人
「共通テストは足切りさえ通ればいい」
そう割り切り、二次試験対策を中心に積み上げてきた人も、十分に勝負できます。
- 東大英語の長文・英作文
- 東大数学の典型問題
- 国語の記述対策
これらを地道に積み上げてきた人は、共通テストの点数だけで判断するのは危険です。
注意が必要な人:共通テスト対策に時間をかけすぎた場合
一方で、注意が必要なケースもあります。
- 共通テスト対策に多くの時間を割いた
- 二次試験の過去問がほとんど手つかず
- 記述力に不安がある
この場合、共通テスト後から短期間で二次力を伸ばすのは簡単ではありません。
冷静に、
- 今の二次試験力
- 残り時間でどこまで伸ばせるか
を見極める必要があります。
場合によっては、志望校の見直しも現実的な選択です。
それでも「東大を諦めきれない人」へ
それでも、
「ここで諦めたら一生後悔する」
そう感じる人もいるでしょう。
その感覚は、とても大切です。
なぜなら、後悔の多くは「やらなかったこと」から生まれるからです。
結果が不合格だったとしても、
- 全力で挑戦した
- 自分で決断した
- 最後まで戦い抜いた
という経験は、その後の人生で必ず意味を持ちます。
浪人できない人が取るべき戦略
もし浪人ができない場合は、
- 国立後期入試
- 私立大学の滑り止め
を必ず確保しておきましょう。
「東大一本勝負」は、精神的にもリスクが高すぎます。
保険をかけた上で、東大に全力投球することが重要です。
浪人覚悟の人は、迷う必要はない
もともと浪人覚悟で東大を目指している人は、
ここで迷う理由はありません。
むしろ、
- 本番の経験
- 本物の二次試験
- 東大の空気
を体感できる貴重な機会です。
この経験は、浪人した場合でも大きな財産になります。
筆者の個人的な意見
あくまで個人的な意見ですが、
ここまで本気で東大を目指してきた人は、
共通テストの点数が多少振るわなくても、
足切りさえ突破できそうなら、出願すべきだと思っています。
やってみる前に諦めるより、
精一杯戦い抜いた方が、後悔は少ない。
そして、その経験は必ず人生の糧になります。
受験には「運」もある
最後に、大切なことを。
受験は、実力だけで決まるものではありません。
- 当日の体調
- 問題との相性
- 教室の環境
さまざまな「運」に左右されます。
共通テストがうまくいかなかったとしても、
可能性がゼロになるわけではありません。
あきらめるか、突っ込むか。決めるのはあなた
東大に出願するか、諦めるか。
正解は、人それぞれです。
ただ一つ言えるのは、
自分で考え、納得して決めた選択だけが、後悔を減らすということ。
どうか、自分の努力を過小評価しないでください。
そして、最後まで戦うと決めたなら、全力で。
あなたの挑戦を、心から応援しています。
