東大模試が終わったら必ずやること — 徹底的に原因追究して本番でミスを防ぐ方法

受験
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模試が終わった直後の「やること」を曖昧にしてはいけません。模試は点数を出すだけの場ではなく、弱点を発見し、本番で再現させないための最良のデータ取り場です。ここでは模試直後から72時間以内にやるべき具体行動を、理由・方法・チェックリスト付きで紹介します。必ず最後まで復習し、同じミスを二度と繰り返さない体制を作りましょう。



1) 即・自己採点(帰宅してすぐ/当日夜)

  • 答案と配点表を照合して正誤を確定。感覚で済ませない。設問ごとに○×だけでなく「配点」「時間」「解法」をメモ。
  • 時間配分メモ:実際にかけた目安時間(問題ごと)。→ 時間切れで落とした問題があれば最重要項目にする。
  • 点数の一時記録:科目別・分野別に表でまとめる(英語:リーディング/リスニング、数学:大問1/2/3 など)。

目的:事実を客観化し、後の原因分析を正確にするため。


2) 「できなかったところ」を徹底的に洗い出す(24時間以内)

ただ「分からなかった」では終わらせない。なぜ分からなかったかを必ず5つ以上の観点で突き詰めます。

原因の切り口(必ず全て確認)

  1. 知識不足(公式・語彙・定理が不十分)
  2. 解法発想不足(どの戦略を使うか選べなかった)
  3. 計算力・処理ミス(途中での算術ミス)
  4. 読み間違い・条件見落とし(問題文の一部を読み飛ばした)
  5. 時間不足・焦り(最後まで解けなかった)
  6. ケアレス(注意散漫)(記号や単位のミス)
  7. メンタル(緊張・他者の動作に気をとられた)

各誤答について「どれに当てはまるか」を必ず記入。複数当てはまることも多いので、必ず原因を優先順位で整理する(最も大きな原因を1とする)。


3) 「完全に理解する」ための復習ステップ(別解まで)

  1. もう一度自力で解く(まずは制限時間無しで)
  2. 正解解法を比較:自分の答えと模範答を並べ、異なる箇所を赤でマーキング。
  3. Feynman(教える)メソッド:その問題を「3分で後輩に教える」と仮定してノートに書く。説明できなければ理解不十分。
  4. 別解を作る:別のアプローチが取れないか試す。数学なら図示、英語なら別表現で要約。
  5. 基礎に戻る:その問題で使われた基礎知識(公式・語彙・文法)を教科書レベルで再確認。
  6. 再テスト:復習後、24時間後・1週間後に同じタイプの問題を解いて定着を確認。

目的表面的な「わかったつもり」を排し、再出題に「確実に」対応できる状態にする。


4) ケアレスミスの徹底対策(原因別処方箋)

ケアレスは「運」ではありません。必ず原因がある。

よくある原因と対策

  • 時間に追われてざっと計算した → 解法プランを立ててから計算。計算欄を二段にして「計算」「確認」のラインを作る。
  • 読み飛ばし → 問題文で重要語に下線を引くクセをつける(試験では下線引けないので代わりに設問番号横に〇印)。
  • 注意力の低下(疲労) → 模試後の復習では「疲れているなら休む」。本番練習は疲労時の短い演習を組み込む。
  • 符号・単位ミス → 最後に「符号チェック」「単位チェック」をルーティン化(30秒で全解答を俯瞰)。
  • 数字の転記ミス → 問題番号ごとに「問題→解答欄」の順で一行メモする習慣を付ける。

練習法:過去1ヶ月の自分のケアレスをリスト化し、頻出ミスをカード化してスキマ時間に復習。


5) 緊張や精神的要因への実践的対策

緊張はゼロにできませんが「本番でも通常通りの力を出す」状態にはできます。

短期(当日)テクニック

  • 呼吸法:深呼吸(4秒吸って4秒吐く)を30秒。交感神経を落ち着ける。
  • ルーティン化:試験前の所作(時計を見る→深呼吸→問題全体に目を通す)を毎回必ず同じにする。
  • 簡単な成功体験で自信を作る:試験開始5分で取りやすい問題を素早く解く。小さな成功が安心感を生む。

長期(本番の再現)

  • 模試で本番ルールを厳守:スマホ・時計・服装・飲食など本番同様にする。
  • プレッシャー訓練:仲間と採点を公開する・監督付きで解く・タイムプレッシャーを強化する。
  • メンタルリハーサル(可視化):合格後の情景・落ち着いて解いている自分を詳細に想像する。
  • 睡眠管理・栄養:深い睡眠(就寝前スマホ禁止)、試験当日は消化に良い炭水化物中心で血糖を安定させる。

6) 周囲(他の受験生)が気になって集中できなかった場合

試験会場では予期せぬ出来事が起きます。対処は事前準備でかなり改善できます。

  • 環境耐性トレーニング:カフェや図書館で雑音がある状態で時間を測って解く練習を繰り返す。
  • 集中の「アンカー」作成:問題を読む前に1つだけ短いルーティン(目を閉じて深呼吸→ペンを軽く握る)を行い、集中状態を呼び戻す合図にする。
  • 視線コントロール:周囲が気になったら、迅速に問題に視線を戻す訓練。具体的には「5秒以内に問題文に戻る」を自分ルールにする。
  • 物理対策:試験官に相談できる範囲で、座席位置(端席希望)や前後席の配慮を申し出ることも検討。

7) 次回に活かす「学習計画」の作成(実行可能に)

  1. 優先度付け:誤答の原因リストから「致命度が高い」ものを3つ選ぶ(本番で点を落としやすい順)。
  2. 週次スプリント:7日単位で「目標(例:微分の弱点を消す)」→日割りでタスクを作る。
  3. エラー帳運用:誤答1件につき「原因」「正解」「再現防止策」を一行で書き、復習は必ず24時間・1週間・1ヶ月で再チェック。
  4. 模試後レビュー会:可能なら友人か予備校の指導者と解説を共有し、自分の理解が偏っていないか確認する。

8) すぐ使えるチェックリスト(模試直後〜1週間)

  • 自己採点を科目別・分野別に記録した。
  • 各誤答に対して「主原因」を1つ特定した。
  • その問題を自力で再解答し、別解を1つ作った。
  • ケアレスミスの共通パターンを3つ以上抽出した。
  • 緊張対策(呼吸・ルーティン)を試した。
  • 次回までの具体的な週次計画を作った。
  • エラー帳に書き込み、再テスト日を予定に入れた。

まとめ(本番で同じミスをしないために)

模試は「答え合わせ」以上の価値があります。自己採点→原因追究→完全理解→再テスト のサイクルを回してこそ、模試は本番に直結します。重要なのは原因を曖昧にしないこと小さなケアレスや一時的な緊張を放置すると、本番で大きな差になります。今日の模試を次の合格に結びつけるため、今すぐ上のチェックリストを実行してください。

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