東大受験と医学部受験で迷っている人はご注意!後悔しない進路選択とは?

受験
記事内に広告が含まれています。

東大受験を考えている人の中には、同じくらいの学力で医学部合格を狙える受験生も少なくありません。
しかし、実際に「東大に進むべきか、医学部に進むべきか」という選択は、その後の人生に大きな影響を与えます。

私の息子は東京大学に進学しましたが、「東大を受験したことを後悔したことは一度もない」と話しています。入学後も勉強漬けの日々が続きますが、それでも自分の道を信じて進んでいます。
一方で、東大に進学したあとに「やっぱり医学部に行けばよかった」と後悔する学生も少なくありません。この記事では、その違いについて整理してみます。


東大入学後に待っている勉強漬けの日々

東大に入ったからといって、大学生活が自由で楽しいだけ…というわけではありません。むしろ、勉強は入学後も続きます。

  • 進学選択(進振り)
    2年次までの成績によって進学できる学部が決まる制度。人気の学部に進むためには、常に上位の成績をキープしなければなりません。
  • ALESS(英語ライティング必修科目)
    全員が英語で論文を書く必修科目。理系も文系も例外なく取り組む必要があり、負担は小さくありません。

つまり、東大に合格したからといって勉強から解放されるわけではなく、むしろ入学後も競争と努力が続く環境なのです。


東大を後悔する人に多いパターン

東大入学後に「なぜ医学部に行かなかったのか」と後悔するケースは、以下のような人に多いです。

  1. 明確にやりたいことがないまま東大に進学した人
    → 進学選択で学部を決めるときに迷い、結局どの道にも本気になれず後悔する。
  2. 医学部も受験可能だったのに東大を選んだ人
    → 東大合格者の多くは、国公立医学部や私立医学部にも合格できる学力があります。だからこそ「医学部にしておけば安定した高収入が得られたのに」と感じやすい。
  3. 東大で医学部(医学科)に進もうとしたが叶わなかった人
    → 東大の医学部に進むには、学年トップクラスの成績が必要。入学後の競争の厳しさに挫折してしまう。

医学に興味がなければ後悔しない

大事なのは、自分の興味関心がどこにあるのかをはっきりさせることです。
東大と医学部の学力は拮抗しているため、「とりあえず東大でいいか」と決めてしまうと、入学後に迷いが生じやすいのです。


東大か医学部かで迷ったときのチェックポイント

進路選択で後悔しないために、以下の質問に答えてみてください。

  • 人の命に関わる現場で働きたいと思うか?
  • 安定収入を最優先に考えるか?
  • 学問的な探究や研究に強い関心があるか?
  • 将来やりたいことがまだ見つからない場合、幅広い分野を試したいか?

これらの答えによって、自分に向いている進路が見えてきます。


東大卒 vs 医学部卒 キャリア・年収・安定性の比較

項目東京大学卒(非医学部)医学部卒
主な進路官僚、研究職、外資系コンサル、金融、メーカー、IT、起業など幅広い医師(研修医→専門医)、研究医、公衆衛生分野、製薬企業など
初任給(目安)一般企業:約22〜28万円/月(新卒)研修医:約35〜45万円/月(病院により異なる)
30代平均年収約600〜1,000万円(企業や職種により大きく差がある)約1,200〜1,500万円(勤務医の場合)
40代以降の年収成功すれば数千万円も可能だが、不安定開業医なら年収2,000〜3,000万円超も珍しくない
安定性キャリア次第で浮き沈みが大きい医師免許があるため職に困ることは少ない
社会的地位・信頼東大卒の肩書きは強いが分野による医師は社会的信用が非常に高い
自由度進路の幅が広く、研究・ビジネス・海外など可能性無限大医学関連の進路に基本的に限定される
後悔の声「医学部にしておけば安定したのに」という声が一定数ある「もっと幅広い進路を選べばよかった」という声も一部ある
  • 安定を重視するなら医学部
  • 挑戦や幅広い可能性を重視するなら東大

どちらを選んでも「トップ層の選択」ですが、後悔しないためには「自分の将来像をどれだけ具体的に描けるか」が重要です。


まとめ

東大と医学部は、どちらもトップ層の受験生が目指す選択肢です。
しかし、入学後に後悔するかどうかは「自分の進みたい道が明確かどうか」にかかっています。

  • やりたいことがはっきりしているなら、東大でも医学部でも後悔は少ない。
  • やりたいことが曖昧なまま東大に入ると「医学部にしておけば…」と後悔しやすい。

医学に興味がないなら、東大を選んでも後悔はありません。
しかし、一度でも「医学部を目指したい」と思った人は、本気でその道を考えることをおすすめします。ただし、医師は想像以上にハードな職業です。医師を志すのであれば、命と向き合う覚悟・医師になった後も、勉強し続ける覚悟が必要です。

進路選択は一生に関わる大きな決断。だからこそ、自分の気持ちに正直に選んでください。



高校講座①
タイトルとURLをコピーしました