早慶に合格するのと、東大に合格するのはどちらが難しい?徹底比較

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「早慶に合格するのと、東大に合格するのはどちらが難しいのか?」
受験生や保護者の間で、しばしば議論になるテーマです。

同じ「難関大学」というくくりに入る東京大学と早慶(早稲田大学・慶應義塾大学)ですが、入試の仕組みや求められる学力、合格のハードルには大きな違いがあります。この記事では、入試制度の違い・合格率・必要な学力レベル・戦略の違いなどを整理しながら、両者を徹底比較していきます。


1. 東大と早慶の基本的な位置づけ

まずは、日本の大学受験における東大と早慶の立ち位置を確認しておきましょう。

  • 東京大学
    日本の最高学府と呼ばれ、国内ランキングでは常にトップ。偏差値・入試倍率・入学後の社会的評価など、あらゆる面で「最難関」と位置づけられています。
  • 早稲田大学・慶應義塾大学(早慶)
    私立大学の双璧であり、「私立最難関」とされる存在。学部によっては東大に匹敵、あるいは科目配分によっては東大よりも難しいと感じる受験生も多いです。

つまり、「国立の頂点=東大」「私立の頂点=早慶」という構図であり、受験生はどちらを志望するか、あるいは併願で両方を狙うかを考えることになります。


2. 入試制度の違い

東大と早慶の難易度を語る上で欠かせないのが、入試制度の根本的な違いです。

  • 東大入試
    • 共通テスト+二次試験(記述式中心)
    • 必要科目:文系は国・数・英・社会2科目、理系は国・数・英・理科2科目
    • 記述力・論述力が重視される
  • 早慶入試
    • 大学独自の入試(マーク式・記述式の混合)
    • 受験する学部ごとに科目が異なる(例:政経は英・国・数、法学部は英・国・社 など)
    • 試験日が複数あるため、複数学部を併願できる

ここから見えるのは、東大は科目数が多く、総合力が問われる一方、早慶は学部ごとに科目を絞り、専門性を深掘りするスタイルだという点です。


3. 偏差値・合格難易度の比較

一般的な予備校模試(河合塾、駿台、東進など)の偏差値を参考にすると、以下のようになります。

  • 東京大学(文科・理科ともに):偏差値 67.5〜72.5
  • 早稲田・慶應の主要学部
    • 政治経済学部:偏差値 70前後
    • 法学部・経済学部:67.5〜70
    • 文学部・商学部など:65〜67.5

数値上では、早慶の最難関学部と東大の合格ラインは同等か、それ以上に見えます。
しかし、ここで重要なのは 「合格のしやすさ」は偏差値だけでは測れない という点です。


4. 合格率から見る難しさ

東大の合格率

  • 毎年3,000人前後が合格(倍率は約3倍前後)
  • 受験者は全国トップ層に限られるため、「母集団の質が非常に高い」

早慶の合格率

  • 学部によっては倍率10倍以上
  • ただし、出願者層には「滑り止め目的」も多く含まれるため、実質的な難易度は数字より低い場合もある

ここから言えるのは、東大は母集団の質が高いため合格の壁が厚く、早慶は倍率が高くとも幅広い層が受けるため、突出した学力があれば突破可能だということです。


5. 学力面の要求レベル

  • 東大
    • 全科目を高水準で揃える必要がある
    • 記述式で論理展開を問われるため、丸暗記だけでは通用しない
    • 「総合的な地頭+長期的な学習力」が必須
  • 早慶
    • 英語の難易度は国内最高峰(特に慶應)
    • 社会科(特に日本史・世界史)は知識量勝負
    • 科目数が少ない分、1科目ごとの完成度が勝敗を分ける

したがって、東大は広く深い総合力、早慶は科目を絞った一点突破力が求められると言えます。


6. 戦略の違い

  • 東大志望者の戦略
    • まずは共通テストで安定して8〜9割を取る力
    • 二次試験対策として、記述の添削や過去問演習を徹底
    • 期的な学習計画が必須
  • 早慶志望者の戦略
    • 英語を圧倒的に得点源にする(特に慶應)
    • 社会科は「知識の網羅」を徹底し、差をつける
    • 複数学部を併願し、チャンスを増やす

7. 「どちらが難しい?」の結論

結論を整理すると、次のようになります。

  • 入試の総合的な難易度=東大が上
    • 科目数の多さ、母集団のレベル、記述力の要求などを考えると、総合力では東大が最難関。
  • 突破のしやすさ=人によっては早慶の方が難しい場合も
    • 英語が苦手な人は慶應が壁になる
    • 社会科の暗記が苦手な人は早稲田の壁が高い
    • 一方で、科目を絞って徹底対策できる人には、早慶の方が合格の可能性は高い

つまり、「どちらが難しいか」は一概に言えず、受験生の得意科目・学習スタイル・戦略によって変わるというのが本当の答えです。


8. 併願の現実

実際、多くの東大志望者は早慶を併願します。
その結果として、

  • 東大合格者の多くが早慶にも合格
  • 逆に、早慶合格者のすべてが東大に届くわけではない

という構図が見えてきます。


まとめ

  • 東大と早慶は、同じ「難関大学」でも入試制度や戦略がまったく異なる
  • 総合力で言えば東大が難しい
  • 科目を絞った一点突破なら早慶が難しく感じる人も多い
  • 最終的には、自分の得意科目や学習スタイルに合った受験校を選ぶことが重要

受験生の皆さんは、単純に「どちらが難しいか」ではなく、「自分にとってどちらが合格可能性が高いか」を見極めることが、合格への最短ルートになります。


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