「キーエンス奨学金に合格したいけど、どんな人が通るの?」「小論文には何を書けばいい?」
そう悩んでいるあなたに向けて、実際に「キーエンス奨学金」の選考に合格した東大生の息子の体験談と小論文を紹介します。
私自身、息子の奨学金申請を見守る立場として、多くの気づきがありました。この記事では、選考通過のために必要な要素、小論文で大切にしたいポイント、そして何より合格へ導いた“パッション”の力についてお伝えします。
キーエンス奨学金とは?どれだけすごいのか
まず、キーエンス奨学金について簡単にご説明します。
- 対象:大学1年生〜4年生
- 支給額:月額10万円(最大4年間で480万円)
- 支給期間:最長4年間
- 返済不要の給付型
- 募集人数:なんと700名!
2026年入学者から、支給額・募集人数が大幅アップされます。
・支給額:月額12万円(最大4年間で576万円!)
・募集人数:なんとなんと1500名!!
人数だけを見ると「通りやすそう?」と思われるかもしれませんが、全国から応募がある人気奨学金で、選ばれるのは簡単ではありません。選考では、以下のようなポイントが重視されます。
- 学業成績
- 経済的状況
- 小論文
息子がキーエンス奨学金に合格できた理由とは?
私の息子は、2022年度に東京大学に合格しました。シングルマザー家庭で、経済的には決して恵まれているとは言えません。
- ① 学業成績:東京大学に現役合格
- ② 経済状況:シングルマザー家庭
- ③ 小論文:大学での学びと将来への情熱を表現
この中で、私が特に重要だと感じたのが小論文です。
小論文で一番大事なのは「パッション」
キーエンス奨学金の小論文テーマは、次のような内容でした。
「大学4年間でチャレンジしたいことと、卒業後の夢」
最初に息子が書いた小論文は、内容こそ具体的でしたが、何か心に響かない。読んでいて、「この子を応援したい!」という気持ちになれなかったのです。
そこで私は、率直に息子に伝えました。
「具体性はあるけれど、パッションが足りない。」と。私は文章を書くのが得意ではありません。でもそんな私が読んでも、「心に響くかどうか」は大切だと感じました。
選考担当の方は、何千という小論文に目を通します。最後に残るのは、やはり熱い思いが伝わる文章だと信じています。
そして、息子が書き直した小論文がこちらです。
息子が提出した小論文(原文そのまま)
テーマ:「大学4年間でチャレンジしたいことと、卒業後の夢」
私は、大学で○○○○について学び、その○○を生かして○○○○○○○○したいと考えています。具体的にどのような○○をするのか、どういった○○を○○○○のかについてはまだ完全には決まっていませんが、いくつかの案の中の一つに○○○○○○○○○○○○○○の開発、販売があります。
twitter等のSNSにおいては、○○○○○○○○○でも○○○○○や○○○○によってどのくらい○○され、話題になるかには○○○○○○が生まれます。そこで、○○○○○○○○○○○○○○○○○を○○○○○することで、与えられた文章を○○○○○○○○○○○○○に○○○する技術が開発できれば、SNSを用いた○○○○○○○に利用できる技術として○○○○○○ではないかと考えています。
私が在籍している東京大学には○○○○○○○○○○○のためのサークルがあるので、1,2年生の間にはそういったサークルで、同じ志をもったメンバー達や、実際に○○されたOB,OGの方々の話を聞き、○○することで自分の持つ案を○○○○でありながら○○○なものに練り上げていきたいと考えています。
また、1・2年生の間は○○○○○○○な講義を履修することができるので、○○○や○○○といった技術的な面以外で役に立ちそうな分野の講義も積極的に履修しておきたいと考えています。
科類から学科に進学し、専門的なことを学び始める3,4年生の期間は、練り上げた案を実現し、実際に○○○○ことを目標とし、○○○○を学んで作業を行う期間にしようと考えています。
私の将来の夢は、○○○○○○○○○○○ような○○○○を生み出すことであり、在学中の○○○○○○○をその夢を実現するための○○○○にしたいと考えています。もしこの挑戦で思うような結果が得られなくても、必ず○○○○○○で○○○○を残せるよう、精進したいと考えています。
この小論文に込められた「情熱」と「覚悟」
小論文の最後の4行。私はここに、息子の熱い思いと覚悟を感じました。
「もしこの挑戦で思うような結果が得られなくても、必ず○○○○○○で○○○○を残せるよう、精進したいと考えています。」
成功だけでなく、失敗すら前向きに受け止めようとする姿勢。これは、一朝一夕では書けないものです。
キーエンス奨学金の小論文を書くコツ3つ
最後に、これからキーエンス奨学金に挑戦する方へ向けて、小論文を書く際のポイントを3つお伝えします。
① 具体的なプランを描く
ただ夢や理想を語るだけでなく、「いつ」「何を」「どうやって」行動するのかを明確に。
② 情熱・熱意(パッション)を込める
選考者の心を動かすのは、論理性よりもあなたの思いの強さです。未来への強い願いを言葉に乗せて。
③ 読み手を意識する
何千通の中から「この子を応援したい」と思ってもらえるように。共感を呼ぶ文章構成や言葉選びも意識してみてください。
最後に|あなたの夢を応援したくなる文章を目指して
キーエンス奨学金の選考は決して簡単ではありません。ですが、「この子に投資したい」と思わせる力があれば、夢の扉は開きます。
小論文の技術や表現力よりも、あなたの思いが伝わるかどうかが鍵です。
このブログが、これからキーエンス奨学金に挑戦するあなたの背中を押す一助となれば幸いです。
心から、応援しています。


