東大受験生にとって避けて通れないのが東大模試。
本番を想定した予行演習としてはもちろん、自分の立ち位置や課題を知る上でも欠かせないツールです。
この記事では、東大模試の中でも特に受験生が注目すべき2つ
- 駿台「東大入試実戦模試(通称:東大実戦)」(受験料:9300円)
- 河合塾「東大入試オープン模試(通称:東大オープン)」(受験料:9500円)
について、それぞれの特徴、難易度、判定の傾向、活用方法を徹底比較します。
さらに、東進の模試(東大本番レベル模試:通称-東レ 受験料7500円)についても補足し、模試活用の戦略的な考え方を提示します。
東大模試はなぜ重要なのか?
模試は単なる“練習”ではありません。
本番で力を出し切るためのシミュレーションであり、課題発見の宝庫です。
特に東大入試は、思考力と論述力が試される独特の形式。
模試を通じて、以下の点を本番までに磨く必要があります:
- 時間配分の感覚
- 記述の精度
- 本番形式への慣れ
- 全国レベルでの自分の位置
駿台「東大入試実戦模試(東大実戦)」とは?
📅 実施時期
- 第1回:8月(夏)
- 第2回:11月(秋)
📌 特徴
- やや難易度が高め
→ 本番よりも少し難しい問題が出されることが多く、厳しめの採点がされます。 - 受験者層がハイレベル
→ 駿台生や鉄緑会所属者など、東大上位層の本気勢が集まる。 - 判定が厳しい
→ B判定でも十分合格圏内と考えて良い。 - 受験者数は全国2位
→ 河合塾の東大オープンに次ぐ規模。
💡 活用ポイント
- 合格可能性の「冷静な現実」を知る模試。
- 解けなかった問題を重点的に復習することで、爆発的な実力アップに繋がる。
- 判定に一喜一憂するより、“どこで失点したか”の分析が重要。
河合塾「東大入試オープン模試(東大オープン)」とは?
📅 実施時期
- 第1回:8月
- 第2回:10月
📌 特徴
- 最も受験者が多い東大模試
→ 本番に最も近い受験層の母集団が集まる。 - 東大本番に近い出題傾向と難易度
→ 再現度が高く、オーソドックスな問題構成。 - 解答・解説が非常に詳しい
→ 復習のしやすさはNo.1。論述の模範解答の質も高い。
💡 活用ポイント
- 本番レベルの実力を確認するための模試。
- 点数や判定も比較的素直に出やすいので、モチベーションの維持に有効。
- 特に10月実施の2回目は、受験直前期の方向性確認に最適。
東進の「東大本番レベル模試」とは?
東進の東大本番レベル模試(通称:東レ)は、東大実践や東大オープンに比べて、受験者数が少なく、模試の完成度や判定の信頼性がやや低いと感じます。(個人的感想)場数を踏んでおきたいという目的で受けるにはいいと思います。
しかし、共通テスト開け(1月)の東レは受けておくことをおすすめします。秋の東大実践(11月)のあと、東大入試(2月)まで、本番形式の模試を受けずに本番を迎えるのは怖いからです。少しでも、二次試験の雰囲気を思い出して、慣れておくために受けるといいと思います。ただし、ここでの判定は気にしないと割り切った方がいいです。
📅 実施時期
- 1月中旬(共通テスト終了直後)
📌 特徴
- 唯一、1月に受けられる東大模試
→ 実戦・プレが終わった後に、直前期の確認として受験可能。 - 判定の信頼性はやや低め
→ 採点や母集団の傾向にバラツキがあり、評価は賛否あり。 - 模試としての完成度は他に劣るが、二次の練習にはなる
💡 活用ポイント
- あくまで「二次本番前のリハーサル」として活用。
- 判定や点数にはこだわらず、“本番前のメンタルと時間配分の練習”に使う。
- 秋以降に模試を受けていない受験生は、受けたほうがいい。
東大模試 比較まとめ(一覧表)
| 模擬試験名 | 主催予備校 | 実施時期 | 問題難易度 | 判定 | 特徴 |
| 東大実戦 | 駿台 | 8月・11月 | やや難 | 厳しめ | 上位層が多く現実的な実力把握に◎ |
| 東大オープン | 河合 | 8月・10月 | 標準 | 普通 | 受験者数最多・解説も充実 |
| 東レ | 東進 | 6月・8月 10月・1月 | 標準~やや易 | 信頼性低め | 本番直前の感覚調整用 |
模試の受け方と戦略
受けるべき模試の順番
- 8月:東大実戦(駿台)+ 東大オープン(河合)
- 10月:東大オープン(2回目)
- 11月:東大実戦(2回目)
- 1月:東大本番レベル模試(東進 )
模試後にやるべきこと
- 点数の自己分析
- 記述答案と模範解答を見比べる
- 苦手分野の洗い出し
- 答案再現と添削のやり直し
- 時間配分・集中力・疲労感を記録しておく
知ってて得した!模試の活用法!!
【河合塾】
河合塾では、東大オープンの受験を検討している人を対象に、プレ講義(映像)を無料で実施しています。模試受験前に押さえておきたいポイントなどを解説してくれます。
また、模試実施後には、東大オープン申し込み者限定で、フォロー解説講義(映像・地域により対面もあり)を無料で実施しています。模試の出題意図や答案作成上のポイント、今後の学習指針などを解説してくれます。
どちらも事前に申し込みが必要です↓↓↓

【駿台】
駿台では、東大実践模試後に、WEB解説授業を無料で実施しています。この解説授業では、差がつきやすい問題や、頻出テーマ、今後の学習法などを講義してくれます。
事前に申し込みが必要です↓↓↓

✍️ まとめ:模試は「受けるだけ」では意味がない
模試の本質は「結果」ではなく「プロセス」にあります。
点数や判定を気にしすぎるのではなく、
- どの問題で失点したか
- その理由は何か
- 次にどう対策するか
というPDCAを回すことが、東大合格への最短ルートです。
📝 最後に
どの模試を受けるかで、あなたの成績の伸びは大きく変わります。
ぜひ、今回ご紹介した情報をもとに、自分に合った模試戦略を立ててください。
模試は敵ではありません。
“自分の可能性を引き出すツール”です。
焦らず、1つずつ課題をクリアしていけば、東大合格は必ず見えてきます。
息子の東大オープン(夏)の成績表はこちら↓↓↓





