東京大学理系の数学は、合否を分ける最重要科目です。難易度が高く、出題のクセもあるため、ただ解けるようになるだけでは足りません。**「どのように勉強すれば合格点に届くか」**を正しく理解し、戦略的に対策を立てることが合格への近道です。
この記事では、東大理系合格者の実体験をもとに、「出題傾向」「勉強法」「おすすめ参考書・問題集」「答案の書き方」まで、完全に網羅した対策ガイドをお届けします。
東大理系数学の出題傾向とは?
東大理系の数学は、大問4題で構成され、時間は150分。理一・理二・理三すべて共通問題ですが、理三は特に高得点を求められます。
特徴①:記述式で論理力が問われる
すべての問題が記述式。途中計算だけでなく、論理の流れや結論の導き方が評価されるため、「なんとなくできた」では得点になりません。
特徴②:融合問題・発想力問題が多い
複数の単元を組み合わせた融合問題が多く、教科書レベルの知識だけでは太刀打ちできません。典型問題の暗記だけでは通用しないのが東大数学です。
特徴③:完答できなくても部分点が大きい
時間内に4題すべて完答するのは難しいため、部分点をどれだけ積み重ねられるかが勝負になります。
1年で東大数学に対応する力をつける勉強法
高1〜高2:基礎力の徹底と典型問題の習得
この時期は教科書の例題を完璧にすることが最優先。青チャートやFocus Goldなど、網羅系参考書で「考え方のパターン」を蓄積します。
- 青チャート or フォーカスゴールドを1冊決めて、3周以上
- 例題だけでなく、「なぜこの解法になるのか」を自分の言葉で説明できるようにする
高3前半:東大レベルの問題に挑戦
夏までに入試標準〜難関大レベルの問題に取り組みます。この時期に「自力で解く力」を鍛えます。
おすすめ問題集:
- 『1対1対応の演習(東京出版)』
- 『やさしい理系数学(河合塾)』
- 『数学IIIの微積分基礎の徹底演習(河合塾)』
目標:最初は時間を気にせず、最後まで粘って解き切る習慣をつけること。
高3後半:東大過去問と実戦演習
秋以降は過去問演習に本格的に取り組みます。最低10年分は繰り返すこと。
ポイント:
- 解きっぱなしにせず、必ず**「解答再現」「復習メモ」**を作る
- 時間配分の感覚を身につける(1問あたり30〜40分)
- 出題傾向を見て、苦手分野の補強を同時並行で行う
東大数学のおすすめ教材リスト(レベル別)
基礎〜標準レベル
- 青チャート(数ⅠAⅡBⅢ):典型問題の網羅に最適
- 基礎問題精講シリーズ(旺文社):思考力を養える良問揃い
標準〜難関大レベル
- 1対1対応の演習:思考力を必要とする東大型問題に近い
- やさしい理系数学:東大入試を意識した問題構成
過去問演習
- 『東大の数学25カ年』(教学社)
- 『東大の理系数学 入試問題事典』(駿台文庫)
東大数学で点を取る答案の書き方
ポイント①:論理を明確に書く
「何を仮定し、どう展開したか」を意識して書く。採点者が読む答案であることを忘れず、論理の省略は厳禁。
ポイント②:定義や前提条件を明記
「○○とおく」「○○より」といった導入部分を丁寧に。解答欄に余裕があるので、冗長なくらいがちょうどいい。
ポイント③:計算過程を飛ばさない
簡単な変形でも、一行省くと減点対象になることがあります。手を抜かず丁寧に記述する練習が必要です。
合格者の声|息子が実際にやっていた工夫
私の息子(理一合格)は、以下のような工夫をしていました:
- 自分用の「復習ノート」を作り、間違えた問題を「なぜ間違えたか」「次どうするか」を毎回記録
- 過去問は3周。1周目は解法を自力で出せるかに集中。2周目はタイムトライアル。3周目は「得点するための答案作成」に注力
- 模試の復習も東大レベルの問題を「どう解答用紙で表現すべきか」意識して見直し
まとめ|東大数学は「思考力×表現力」の総合勝負
東大の理系数学は、単なる計算力ではなく、「思考力」「表現力」「時間配分力」のすべてを求められる試験です。基礎を大切にしながらも、**「自分の考えを伝える練習」**を早い段階から意識しましょう。
毎日の積み重ねと正しい努力の方向性があれば、東大数学も決して超えられない壁ではありません。
東大数学で差をつける方法はこちらから↓↓↓





