「お子さん、東大目指してるんですって?すごいわね〜」
「やっぱり小さい頃から特別な子だったの?」
「落ちたらどうするの?すべり止めはどこ?浪人するの?」
東大受験というだけで、親戚やママ友からの注目を浴び、時には期待や嫉妬、悪気のないマウンティングが混ざったような言葉を浴びることがあります。
今回の記事では、「東大受験生の親として感じる周囲のプレッシャー」というよくある悩みにフォーカスし、その対処法や考え方をお伝えします。
これは、わが家でも実際にあったリアルな悩みです。息子は東京大学に合格しましたが、その過程で私自身が感じた外部からの「見えない圧力」と、どのように向き合ってきたかをお伝えします。
東大受験、なぜ親にプレッシャーがかかるのか
東大受験は、子どもだけでなく親にも大きな影響を与えます。特に、次のような要素が重なったとき、親の心にプレッシャーがのしかかってきます。
- 周囲からの期待(または無言の圧力)
- 合格することが“親の教育力の証”と見られてしまう空気
- 落ちた場合の「世間体」への不安
- 親自身の学歴や過去との比較
これらはすべて、“自分以外”が作り出した空気のはずなのに、なぜか自分が背負わなくてはいけないような錯覚に陥ります。
「応援」という名の重圧
「東大目指してるってすごいね!」
「賢そうな顔してるもんね~」
「うちの子はムリだから、尊敬しちゃうわ〜」
一見、褒め言葉のように聞こえるこれらの言葉。実際は、聞いた親の心をザワつかせることも少なくありません。
なぜなら、その裏には以下のような意図や感情が透けて見えるからです。
- 「あなたはすごい(でも私とは違う)」という距離感
- 「落ちたらどうするの?」という不安の押し付け
- 「教育にいくらかけたの?」「どうやってそんな子に育てたの?」という詮索
言葉の表面は優しくても、受け取る側の心にぐさりと刺さることがあります。
よくあるプレッシャーのパターンと親の本音
1.「合格して当然」と思われる
→ 子どもはまだ合格したわけではありません。でも周囲は、「東大目指すって言ったんだから当然受かるでしょ」という目で見てきます。
2.「失敗したらどうするの?」と不安を煽られる
→ 実際に言葉にしなくても、「失敗=親の責任」のような空気感を感じてしまいます。
- ママ友の間で孤立しがちになる
→ 東大という名前がひとり歩きして、ママ友との話題に距離が生まれることも。
これらのプレッシャーに悩むのは、あなただけではありません。
東大受験生の親としての心の保ち方
子どもが東大を目指すことを決めたとき、親としてできることは限られています。
- 健康を管理する
- 安心して勉強できる環境を整える
- 精神的な支えになる
しかし、周囲からの目や言葉に惑わされると、親のほうが不安定になってしまいます。
だからこそ大切なのは、「うちの子の人生は、うちの子のもの」という信念を持つことです。
他人の価値観や評価で揺らがないこと。これが、長丁場の受験を乗り切るうえでの土台になります。
プレッシャーから身を守る具体的な対処法
1.「東大」という言葉を使わない選択
→ 聞かれても「本人が希望する大学に向けて頑張ってます」とやんわり返す。
2.「合否は子ども自身の挑戦」と位置づける
→ 親はサポーターであり、結果の責任は親にはないと心から思うことが必要です。
3.「見栄」よりも「信頼」を大切に
→ 周囲にどう思われるかより、わが子との信頼関係のほうが100倍大切です。
- 距離を置く勇気
→ 不快に感じる人間関係は、時期を限定して距離を置く。LINEやグループから一時離脱も有効です。
それでも、あなたはもう十分がんばっている
毎日の弁当作り、健康管理、学習環境の調整、メンタルサポート・・・
東大を目指す子どものそばで、親としてしてきたことは数え切れません。
誰にも見えなくても、誰も評価してくれなくても、あなたはもう十分に頑張っています。
だからこそ、外からの声に振り回されず、自分たち親子のペースを大切にしてください。
最後に・・・
私は、毎日コツコツ努力を続けてきた息子を、誇らしく思っています。あんなに小さかった子が、こんなに立派になって・・・でも、それは東大に合格したからではありません。受験の結果よりも、その姿勢こそが誇りだと思っています。
そして、そんな子を支え続けているあなたも、子どもにとって誇らしい親だと思います。
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