東大を目指して努力を重ねてきた受験生の中には、
「なんであの人が落ちたの?」
「模試ではいつもA判定だったのに…」
と驚かれるケースがあります。こういった場合、実力そのものよりも“本番で実力を発揮できたかどうか”が合否を分けたと言っていいでしょう。
実は、模試でA判定をとっていた人が本番で不合格になる一方で、模試ではB判定やC判定でも本番で合格をつかむ人がいるのはよくあることです。では、この「本番に強い人」と「本番に弱い人」の違いはどこにあるのでしょうか?
本番に強い人は「緊張しない人」ではない
「本番に強い人=緊張しない人」
と思われがちですが、それは違います。実際には、本番に強い人でも緊張しています。ただし、“その緊張とうまく付き合えている”のです。
うちの息子も受験当日の朝、ガチガチに緊張していました。私が東大の門まで付き添いましたが、私の励ましに対して、なんとか返事をするのがやっとという感じでした。
息子は模擬試験では、B判定のことが多く、決して余裕がある状態ではありませんでした。しかし、極限の緊張下でも、最大の実力を発揮することができました。私から見ても、息子は、緊張を力に変えられるタイプだと思います。
本番に強い人は、緊張した状態をネガティブにとらえず、むしろそれを集中力を高めるエネルギーに変えています。これは偶然ではなく、日頃からメンタルを鍛え、緊張状態でのパフォーマンスを高める訓練を積んでいるからです。
緊張を力に変える方法とは?
では、どうすれば本番に強くなれるのでしょうか。カギは、「緊張に慣れること」です。
たとえば、以下のような工夫が有効です。
- 普段とは違う環境で模試を受ける(知らない会場・知らない人の中で受験)
- 東大受験の前に、別の大学を実際に受験して、試験の雰囲気を経験しておく
- 本番さながらの時間・形式での過去問演習を繰り返す
こういった経験を積むことで、「緊張した状態で問題を解く」ということが特別なことではなくなるのです。
緊張は“悪”ではない。むしろ“味方”にしよう
「緊張してきた…やばい…」と思うと、焦って頭が真っ白になるのは当然です。
でも逆に、「緊張している=集中力が高まっている」と捉えることで、自分の状態を肯定的に受け入れることができます。
実際、「緊張している時の方が頭が冴える」という研究結果もあります。
だからこそ、試験当日には「今、緊張しているからこそ、最高の力が出せる」と自分に言い聞かせてください。
これはいわゆるマインドコントロールですが、意識ひとつで緊張はパフォーマンスの敵ではなく、味方になります。
まとめ:合格をつかむのは「実力+本番力」
受験は、実力勝負であると同時に、本番でそれを出しきれるかの勝負でもあります。
東大に合格する人は、例外なく「本番力」を身につけています。
学力レベルが同じであっても、緊張を力に変えられるか、変えられないかで合否が決まるとすれば、日々の学習と同じぐらい、緊張をコントロールする練習が必要であると言えます。
普段から、緊張した状態で力を出す練習を積み重ね、どんな状況でも自分の力を引き出せるようにしておきましょう。
東大合格は、実力だけで決まるわけではありません。
“本番に強い自分”を作ること。それが、最後の一押しになります。
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