息子が東大に合格して、しばらく経ちました。
今、私はこのブログを通して、受験や子育てについて少しずつ言葉にしています。
このブログを立ち上げたきっかけの一つは、「受験期に親として何をしていたか」を振り返ることでした。
しかし、振り返ろうにも、実は私は息子がどんな勉強を、いつ、どれだけやっていたのか、ほとんど知らなかったのです。
受験期、息子がどんな勉強をしていたのか「知らなかった」母親です
息子は中学生のころから、「自分のことは自分で決める」というスタンスでした。
高校に入ってからはさらにその傾向が強くなり、私はますます口を出さなくなっていきました。
「何をどのくらい勉強しているのか」「今日はどの教科をやったのか」
そういったことは、一切報告を受けていませんでした。
模試の成績だけは見せてくれていたので、その時だけは「すごいね、頑張っているね」と声をかけていました。
たとえ思ったほどの結果が出ていなくても、「がんばってるね、大丈夫だよ」と励ましの言葉をかけることにしていました。
でも、それ以外の勉強のことは、まったくわからなかったのです。
今になって、初めて知る息子の努力
ブログを書くようになってから、私は「受験期ってどうだった?」と息子に少しずつ聞くようになりました。
すると、「えっ、そんなことしてたの?」というような話がたくさん出てきます。
・参考書の選び方
・スケジュールの立て方
・模試の結果の自己分析
・勉強が進まなかったときの立て直し方
親の私は全然知らなかったけれど、彼は一人でそれをやっていたんです。
他の受験ブログを読んで、正直おどろきました
このブログを始めてから、他の受験生の親御さんのブログも読むようになりました。
すると、そこにはまるで別世界のような光景がありました。
- 毎週、子どもと一緒に勉強スケジュールを立てている
- 苦手分野を一緒に分析している
- 志望校の過去問を親子で計画的に進めている
すごい…。率直にそう思いました。
同時に、「そんなに親が一緒にやるものなの?」と正直驚きました。
もちろん、それが悪いというわけではありません。
家庭ごとにやり方は違っていいし、その関わり方が子どもに合っていれば、それは素晴らしいことです。
ただ、私はそのような「親子二人三脚の受験」はしませんでした。
親が「管理」するリスクもある
受験勉強において、親の関わりが深すぎると、次のようなリスクがあると私は考えています。
● 自分で計画を立てられなくなる
親にスケジュールを決めてもらうことが当たり前になると、自分で管理する力が育ちません。
大学では、先生が手取り足取り教えてくれるわけではありません。特に東大では、自分で選択肢を見つけ、考え、行動することが求められます。
高校まで親に任せきりだった子が、大学に入ってから急に「自分でやって」と言われても、どうしていいかわからなくなってしまう危険性があります。
● 合格しても“ゴール”になってしまう
東大合格がゴールになってしまうと、その先の学びに積極的に向かえなくなることがあります。
でも、本当は東大合格は「スタートライン」にすぎません。
それからの4年間、いやその後の人生の方がずっと長く、ずっと自由です。
自分で自分を育てる力がないと、その自由は重荷になってしまうかもしれません。
子どもが「自分で決める」を尊重したい
私は、息子を信じていました。
「この子は、自分で考えて、自分のペースでやっていく」と。
だから、模試の成績を見て「頑張ってるね」と声をかける以外は、何もしませんでした。
振り返ってみても、それでよかったと思っています。
子どもにとって一番の支えは、「信じてくれる大人がいること」だと思います。
「あなたならできる」
「何があっても味方だよ」
そういうメッセージを伝え続けることこそが、親の役目ではないでしょうか。
おわりに|干渉しない“覚悟”も親には必要
親として、子どもが頑張っている姿を見れば、何か手を貸したくなるものです。
でも、子どもの人生を本当に考えるなら、「信じて任せる勇気」「干渉しない覚悟」も必要だと思います。
過干渉で得られる一時的な成功よりも、
自立した子どもが、自分で選び、自分で歩く人生の方が、何倍も価値があると私は信じています。
東大に合格したという事実以上に、
息子が自分で考え、努力し、悩み、乗り越えてきたことが、何より誇らしいのです。
どんな受験スタイルにも、正解はありません。
でも、子どもの未来を見据えるなら、親が「一歩引く」ことも、とても大切なサポートの一つです。
「信じて見守る」――それが、最良の子育てだと感じています。
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