「父は東大、母は慶應」——そんな“サラブレッド”のような家庭であれば、東大合格のニュースは、周囲を驚かせることも少ないかもしれません。「やっぱりね」「なるべくしてなったんだね」と、当然のように受け止められることもあるでしょう。
でも、我が家は違います。
高学歴の家系ではありません。身内に東大どころか、国立大学を出た人すらいませんでした。そんな環境の中で、息子が東大を目指したこと自体が、私たちにとっては挑戦でした。そして、その挑戦は、やがて家族にとって“希望の星”となりました。
亡き父との約束
私の父——つまり息子の祖父は、息子が高校2年生の夏に、がんでこの世を去りました。
当時はコロナ禍の真っ只中。病院は面会制限が厳しく、私たち家族ですら自由に会うことができない状況でした。唯一許されたのは、病状が急変し、個室へ移ったとき。ようやく面会が叶ったその日、父はすでに酸素投与を受け、会話ができない状態でした。
意識はあるのですが、私たちの言葉がどこまで届いていたのか、それはもう分かりません。ただ、息子は病室のベッドのそばに立ち、語りかけました。
「今、受験勉強を頑張ってるよ。東大を受けるから、見ていてね。」
そう伝える息子の横顔には、まっすぐな覚悟がありました。
この面会から1週間後、父は静かに息を引き取りました。
そして、その7か月後——息子は、東京大学に合格しました。
合格発表の日に思ったこと
東大の合格発表の日、パソコンの画面に自分の番号を見つけた息子の表情は、言葉では言い表せないようなものでした。
父に合格を直接伝えることは叶いませんでした。でも、心の中で報告しました。
「お父さん、息子が東大受かったよ。約束果たしたよ。」
もし生きていたら、どんなに喜んでくれたことでしょう。
どんな言葉をかけてくれたでしょう。
想像するだけで胸がいっぱいになります。
東大合格は“家族の希望”だった
大学受験は、あくまでも「本人のため」の挑戦です。
息子も、誰かのためではなく、自分の目標として東大を目指しました。
でも、その頑張る姿は、確かに家族にとって大きな意味を持ちました。
暗いニュースが多かったコロナ禍の数年間。
祖父の死という喪失を経験し、家族全体が沈んでいた時期。
そんな中で、息子が机に向かい続ける姿、模試で少しずつ結果を出していく姿は、まさに「希望」そのものでした。
「私たちの家族でも、やればできるんだ。」
「人生を変える努力って、あるんだ。」
そう思わせてくれたのです。
特別な環境でなくても、東大は目指せる
我が家のように、決して恵まれた学歴の家庭ではない場合、「東大なんてうちには関係ない」と思ってしまいがちです。
でも、そんなことはありません。
必要なのは、本人の意志と、それを信じて応援する家族の存在だと思います。
最初から合格圏内だったわけではありません。
途中でスランプもありました。
でも、「あきらめない気持ち」と、「見守る家族のまなざし」が、結果につながったのだと感じています。
東大合格は、我が家にとっての“奇跡”ではありません。
一つ一つの努力の積み重ねが、確かな結果となって実を結んだものです。
最後に
息子の東大合格は、亡き父への約束の証でもあり、私たち家族にとっての希望の象徴でもあります。
彼は、自分自身の人生のために頑張りました。
でもその頑張りは、祖父の魂に届き、そして私たち家族の心にも光を灯してくれました。
この体験を通して、私は強く感じます。
「家族の誰かが頑張る姿」は、他の家族にとっても、大きな励ましになるのだと。
今、このブログを読んでくださっている方の中には、受験生を支える親御さんも、あるいは受験を目指すお子さんご本人もいらっしゃるかもしれません。
どうか、あきらめないでください。
どんな家庭からでも、東大は目指せます。
努力は、想像以上の力を持っています。
そして、その努力の先には、きっと誰かの笑顔や、誰かの涙や、誰かの希望がある。
そう信じています。
普通の子が東大生に!?地方公立高校から東大に合格した息子の話↓↓↓



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