東大を目指すご家庭なら、こんな悩みにぶつかることがあるのではないでしょうか?
「塾に通っているのに、成績が全然伸びない…」
「こんなに高いお金を払っているのに、このままでいいの?」
「もしかして、この塾、うちの子には合ってないんじゃ…?」
そう思い始めると、「塾をやめたほうがいいのかな?」という不安がよぎりますよね。ですが、いざやめようと思っても、すぐには決断できないものです。
長く通っている塾ならなおさらです。
- お世話になっている先生に申し訳ない
- 一緒に通っている友達にどう思われるか気になる
- 評判のいい塾だから、できないのはうちの子のせいじゃないか…
こんなふうに、周囲への気づかいが頭をよぎって、気づけば「やめるにやめられない」という状態になってしまいがちです。
でも、子どもに合わない環境に無理に通わせ続けると、学力は伸びないばかりか、ストレスによって成績が下がってしまうこともあります。
だからこそ、大切なのは「周囲がどうか」ではなく、「子どもにとってどうか」という視点で考えることです。
成績が伸びない理由は「塾」だけじゃない
まず、冷静に考えてみましょう。
塾に通っていても成績が伸びない理由は、塾だけにあるわけではありません。考えられる原因には以下のようなものがあります。
- 授業のレベルが合っていない(難しすぎる/簡単すぎる)
- 塾の授業スタイル(集団・個別)が合っていない
- 自宅での復習や自習が足りていない
- 塾に行って満足してしまい、学習の質が落ちている
- 勉強に対するモチベーションが下がっている
つまり、「塾のせい」と決めつけるのも違いますが、「うちの子が悪い」と思い込む必要もまったくないのです。
大切なのは、今の環境が子どもにとってベストかどうかを見直すこと。
成績が伸び悩んでいる今こそ、それを考えるチャンスです。
塾をやめるか続けるか、考えるポイント3つ
塾をやめるかどうか迷ったときに、考えるポイントは次の3つです。
1. 子どもが「授業を理解できているか」
わからないまま授業が進んでいるなら、その塾は今の段階の子どもに合っていない可能性があります。授業後に「これがわかった」と話せるかどうかがひとつの目安になります。
2. 塾に通うことで「自習の時間」が奪われていないか
塾に行くことが目的になり、復習や自分の勉強をする時間が取れなくなっていませんか?
「塾+自学」が両立できていることが、成績アップの前提です。
3. 子どもが「ここで頑張りたい」と思えているか
いちばん大事なのは、子どもが「この塾でならやれる」と思えているかどうかです。先生との相性や雰囲気は、想像以上に子どものやる気に影響します。
塾をやめることは、逃げではない
「塾をやめる」と聞くと、なんとなく後ろ向きな印象があるかもしれません。
でもそれは違います。
合わない環境を見直すことは、むしろ前向きな決断です。
「塾を変えたら成績が伸びた」という話はよく聞きます。
最後に:親ができるのは、子どもにとって一番勉強しやすい環境を整えること
塾をやめるかどうか――その決断は、簡単ではありません。
でも、親が一番大切にしてほしいのは、「子どもにとってどうか?」という視点です。
評判のいい塾に通っているからといって、「うちの子が悪いんだ」と思い込む必要はありません。
また、先生に失礼では?友達にどう思われる?という気持ちも自然ですが、子どもの学びは「今ここ」でしか進められません。
だからこそ、子どもにとってのベストな環境を、一緒に探してあげてください。
そしてそのためには、まず子どもの声をしっかり聞くこと。
「どんなふうに勉強したい?」
「今、困ってることはある?」
「本当はどうしたいと思ってる?」
そんなふうに、気持ちを受け止めてあげることで、お子さんは「自分の勉強」を前向きに考えられるようになります。
親ができる一番のサポートは、子どもが安心して頑張れる環境を一緒につくること。
それが、結果として東大合格という大きな成果につながると、私は信じています。
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