「東京大学に合格する子は、どんな習い事をしていたのか?」
これは、保護者の方なら誰しも一度は気になるテーマではないでしょうか。もちろん、習い事だけで東大に合格できるわけではありません。しかし、子どものころに培われた力が、学力や集中力、思考力などの“土台”になっていることは確かです。
今回は、株式会社Z会が2022年に実施した「東大合格者の保護者を対象としたアンケート調査」および『AERA with Kids』(朝日新聞出版)など複数の情報源を参考に、「東大合格者が子どもの頃に通っていた習い事」トップ5を紹介します。
また、各習い事で実際に養われた能力や性格的な特徴についても解説します。
第1位:ピアノ(音楽系)
養われた能力:集中力、記憶力、継続力、感性
東大合格者の多くが経験していたのがピアノです。鍵盤を目で追いながら指を動かし、耳で音を確認し、感情を表現する――まさに「マルチタスクの連続」。この経験は、読解や論理的思考にも通じる基礎能力を育てます。
また、毎日コツコツと練習を続ける習慣は、受験勉強における「継続力」に直結します。
第2位:水泳
養われた能力:体力、忍耐力、自己管理能力
水泳は男女問わず人気の習い事で、基礎体力の向上に加え、「決まった練習メニューをコツコツこなす」という習慣づけに最適です。タイムを縮めるために自分と向き合い、目標達成まで努力するプロセスは、まさに受験に通じるものがあります。
また、風邪をひきにくくなるなど健康面でもメリットがあり、長時間の勉強に必要な“体力の土台”を築きます。
第3位:英会話
養われた能力:語学力、国際感覚、表現力
英会話は近年人気が急上昇している習い事で、特に東大合格者の中でも帰国子女でない家庭が「将来のために」取り入れるケースが増えています。
英会話では「相手に伝える」「異文化に触れる」といったアウトプット型の学びが中心であり、自分の考えを整理し、相手にわかりやすく伝える表現力が養われます。これは、論述式問題や面接、ディスカッションなどで大きな武器になります。
第4位:そろばん(珠算)
養われた能力:計算力、集中力、情報処理速度
近年は減少傾向にありますが、実は東大合格者の中には「小学校低学年までそろばんを習っていた」という人が多数存在します。
珠を素早く弾きながら計算することで、集中力と処理速度が同時に鍛えられます。特に暗算力は、数学や理科系科目で計算ミスを減らす強い武器になります。
第5位:習字・書道
養われた能力:集中力、美的感覚、几帳面さ
書道は一見、学力とは無関係に思われがちですが、実は「一文字に集中する力」「丁寧さ」「形を整える力」が養われる優秀な習い事です。
丁寧な文字を書く習慣は、答案用紙や論文での印象アップにもつながります。整った字は読みやすく、採点者に好印象を与えるという副次的な効果もあるのです。
習い事は「何を選ぶか」より「どう向き合うか」
ここまで、データに基づいた「東大合格者がやっていた習い事トップ5」とその効果を紹介してきましたが、最も大切なのは、「子どもがどれだけ前向きに取り組むか」という姿勢です。
同じピアノでも、楽しく主体的に練習する子は多くを学びますが、嫌々通うだけでは得られるものも限定的です。習い事は「与えるもの」ではなく、「一緒に育てていくもの」として、親の関わり方も重要になります。
終わりに:習い事は“未来への準備運動”
東大合格者の多くが経験していた習い事は、すべて「学力そのもの」を鍛えるものではなく、「学力を伸ばす土台」を築くものでした。
集中力、継続力、自己管理、表現力――
これらは学校のテストでは測れませんが、大学入試や将来の社会生活では非常に重要なスキルです。
子どもがどんな道を選ぶにしても、こうした力が人生の支えになります。習い事選びに迷ったときは、今回のランキングをヒントに、「その子の性格に合い、楽しめること」を第一に選んでみてくださいね。
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