東大合格への家庭戦略:「子どもの宿題をみてあげるべきか?」

受験
記事内に広告が含まれています。

「子どもの宿題、みてあげた方がいいのでしょうか?」

これは、私がこれまで何度も聞かれてきた質問です。東大に合格したわが子の経験を通して、私自身が何を意識していたか、どう接してきたかを正直に書いてみたいと思います。

結論から言えば、「年齢や状況によって“見てあげる時期”と“見ない方がいい時期”がある」というのが私の答えです。そして何より大切なのは、「宿題を見るかどうか」ではなく、「子どもをどのように信じて関わるか」だと思っています。

小学校低学年:宿題は“環境づくり”の一環としてサポート

わが子が小学校に入ったばかりの頃、私は基本的に毎日宿題を一緒に確認していました。ただし、「答えを教える」「正す」のではなく、「習慣として定着させる」ことが目的です。

例えば、

  • 宿題をやる時間を一緒に決める
  • 宿題を始める前に、内容を本人が声に出して読んでみる
  • 終わったら、「どんなことが難しかった?」と聞いてみる

この段階では、勉強の中身よりも「自分から机に向かう」ことを習慣化させることが最優先です。親が隣にいることで、安心感を与え、「やればできる」と感じさせることが重要でした。

小学校中〜高学年:距離を取りながら“信じて見守る”

小学校3〜4年生ごろからは、宿題に対して口を出す頻度を少しずつ減らしました。わが家で決めていたのは「見てほしい時は、声をかけてね」というルールです。子どもが「これは分からない」と自分から言ってきた時だけ、一緒に考える。でも、できる限り自力でやらせました。

たとえ答えが間違っていても、「自分で考える時間」を奪わないように心がけていました。間違いは学びのチャンス。「これ、どうしてこう書いたの?」と聞くことで、子どもの思考の筋道を知るように努めました。

中学生以降:宿題は“親の出番なし”でOK

中学生になると、基本的に宿題を見てあげることは一切なくなりました。どんな教科のどんな課題であれ、本人の責任。ここで親が「大丈夫?」「やったの?」と干渉するのは、むしろ逆効果だと感じていました。

この時期の子どもは、「干渉されたくない」と感じやすい一方で、「見捨てられた」と思うのも早い。そこで私は、「あなたを信じてる」「自分のやるべきことは自分でできる人だと思ってる」と、言葉で何度も伝えるようにしていました。

実際、わが子は塾に通わず、東大に現役合格しました。ですが、それは決して特別な才能があったからではありません。むしろ、私が「過干渉せず、でも無関心ではなく」、適切な距離感で見守り続けたことが、安心して挑戦し続けられる環境になったのだと思っています。

親がすべきなのは「宿題を見てあげること」ではなく「信じて待つこと」

わが子が小学生のころ、私は宿題を見ながら、「ああ、こんなにケアしなくても大丈夫だろうか」と不安になることもありました。でも、最終的に分かったのは、「親が見てあげること」よりも「親が信じている姿勢」が子どもに伝わることの方が何倍も大切だということです。

特に受験期、親ができることは本当に限られています。問題を解くのも、計画を立てるのも、すべて子ども自身です。親にできるのは、「何があってもあなたを信じているよ」というメッセージを、行動と言葉で伝え続けることです。

最後に:宿題を見る=愛情、ではない

「宿題を見てあげる」という行為自体は、愛情の現れかもしれません。でも、「見る=愛してる」「見ない=放置している」とは限りません。

子どもが自分の力で壁を越えていく姿を信じて待つことも、深い愛情です。

親はつい、目に見える成果(成績、答案、提出物)に目を向けてしまいがち。でも、本当に大切なのは、「自分で考え、決め、動く力」です。それを育てるには、親が一歩引いて見守る時間も必要です。

宿題を見るか、見ないか。答えは一つではありません。大切なのは「親がどんな姿勢で関わるか」。

わが家は、「信じて、待つ」道を選びました。そしてそれが、東大合格という一つの結果につながったと、今ならはっきり言えます。


過干渉に注意して下さい。

東大合格ブログ|過干渉ではありませんか?適切な親子の距離とは
息子が東大に合格して、しばらく経ちました。今、私はこのブログを通して、受験や子育てについて少しずつ言葉にしています。このブログを立ち上げたきっかけの一つは、「受験期に親として何をしていたか」を振り返ることでした。しかし、振り返ろうにも、実は私は息子がどんな勉強を、いつ、どれだけやっていたのか、ほとんど知らなかったのです。受験期、息子がどんな勉強をしていたのか「知らなかった」母親です息子は中学生のこ...



/
タイトルとURLをコピーしました